和裁に使用する場板。
これは板で出来ていて、結構大きい。
普通の身丈の着物であれば、
この板の上に全て乗るようになっている。
板でないと駄目なのは、布を固定したりする時
この板に
ぶた針を刺したりするからだ。
今日は久しぶりに
羽織を仕立てている。
裁断の途中、ものさしでは届かない距離に
まっすぐヘラを落とさなくてはならない所がある。
そんな時は、場板にぶた針を刺して糸を張る。
ものさしと違ってどんなに長い距離でも大丈夫なのだ。
楽々、こんな感じ。
↓
アップにすると・・・分かるかな?
・・・和裁では当たり前の光景だが、
手の短い私にとって無くてはならない技だ。
最近、留袖やら訪問着ばっかりで久しぶりの羽織。
長い間やってない物の裁断は緊張する・・・。
これは、キリの良い所でご飯だったので撮ってみました。
普段は、
息をとめて一気に切ります。(笑)
これ縫った後には紗合わせが待ってるし。。
がんばりまっせ~!!
紗合わせについては、また後日・・・。